【活動レポ】そうだったんだ!インボイス!~NPOのための「インボイス制度」講座

当初10名程度の参加を予定していた本講座ですが、「インボイス制度」がどういったものか知りたいというニーズが高かったようで、17名(14団体)の方に参加いただきました。

講師は津税務署の担当職員の方。教材を使って、「インボイス制度」について40分、改正電子帳簿保存法」について20分の講義をいただき、質疑を交わす時間を持ちました。
講義の主なねらいは3点です。

①インボイス制度を理解する。
②インボイス制度登録の必要があるかを考える判断材料を得る。
③電子帳簿保存法がどのように改正されたかを知る。

「どういう団体が登録しないといけないの?」「なぜインボイス制度に登録しないといけないの?」「登録しないとどんなことが起きるの?」などを共有し、「自分の団体にとってのインボイス制度」を考える機会となりました。「改正電子帳簿法」については、電子取引をした場合にはデータでの保存が必須であることを知りました。
参加者から、
・選択について悩みます。
・R5.3までに登録するか検討します。
・全体像が複雑なので分からないところだらけですが、分かる領域が増えたのはよかったです。
・対応するとなると窓口領収書の書式やその発行方法など細かいところまで変える必要が出てきますね。
・全く知識のない状態での参加でしたので、まず1歩理解しました。
といったコメントをいただきました。

聞きなれない言葉が多く戸惑いもありましたが、自分の団体にひきつけて考えると、登録をするかしないかの「選択」が「自分ごと」になり、制度や法律を少しずつ身近に感じられるようになりました。日々なかなか接することのない方(税務署職員の方)を講師に迎えての講座は、社会的使命と役割を担うNPOにとって必要な情報や新たな気づきがたくさんありました。

【使用したテキスト】
〇インボイス制度
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/0020006-027.pdf
〇改正電子帳簿保存法
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/pdf/0021005-038.pdf

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