【取材】「一匹の猫の命が尊ばれる地域に、大切にする桑名市にしたい。」

桑名市市民活動センター主催「第2回保護猫サミット」に参加しました。

桑名市で保護猫活動をしているNPO法人のん・ぼっち。
保護猫サミットは、NPO法人のん・ぼっちの呼びかけで、保護猫活動サミット運営委員会、桑名市市民活動センターと共創して開催されています。今回は第2回。NPOや市民、子どもたち、議員や行政担当者など20数名の方が参加されました。

参加者に配布されたソーシャルリサーチ・ペーパーに書かれていた質問です。
・保護猫活動支援で必要と感じているものはなんですか。
・保護猫活動のアイデアや工夫してほしい点はありますか。

このサミットでは、保護猫活動がより充実するために必要なことをほぼ参加者全員が出し合いました。
・保護した猫のお世話ボランティアさんや里親さんが足りない。
・保護した猫の去勢・避妊手術の補助費額が少ないよね。
・獣医さんとの協力がもっと必要。
・保護猫を受け入れるもっと充実した施設が必要。
・桑名市のみなさんに、なぜ保護猫活動をしているかを伝えることが大切。
・トルコは国として、国民みんながネコをとても大切にしている。ネコがあたりまえに人と一緒に暮らしている。桑名市もそんなふうになるといい。
・イヌやネコがいることで癒される。福祉や医療分野と連携できるのでは。
・必要な制度や仕組みを行政や企業、NPOや市民と意見を交わしてつくることが大切。

この日はセンターの企画である「子ども記者・スクープキッズ」として子どもたちも参加。
「動物が好き」「保護猫施設に行ったけどとてもかわいかった」「将来保護猫活動をしたい」といった声がありました。

一匹一匹のネコ、動物の命が尊ばれる地域に、大切にする桑名市にしたい。
日々、保護猫の活動に携わっているNPO、市民の声、思いをしっかり聴くことができました。
そして、みえ市民活動ボランティアセンターの役割は、と考える時間となりました。

〇活動紹介動画です。ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=p-r-EdyQPj4

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