【報告】未来のシチズンシップ講座を開催しました!

みえ市民活動ボランティアセンターでは、「未来のシチズンシップ講座」と題し、2022年より主に高校生・大学生を対象にシチズンシップ教育を行ってきました。
今年度は「“こどものけんり?”キャンペーンINみえ」とし、県内の小学生を対象に、楽しみながら「子どもの権利」とは何かを学び、子ども達が「わたしの権利」「あなたの権利」に触れる場をつくりました。

【実施場所】
■NPO法人ゆめみらい
 あさみきっずクラブ   8月20日(火)10:00~11:30
 はたどのキッズグラブ  8月27日(火)10:00~11:30
 にしくろべキッズクラブ 8月27日(火)13:00~14:30
■認定NPO法人ときわ会藍ちゃんの家 
 厚生学童部第2 9月11日(水)15:30~17:00
■NPO法人shining 9月14日(土)17:00~18:30

最初に子どもたちの自己紹介。「今日呼んでほしい名前」を名札に書き、紹介しあいます。
そのあとはアイスブレイク。「みんなが生きていくために必要なもの3つ」を一人一人が書き出し発表。その後グループで「ベスト3以外で必要なもの、大切なもの」を共有しました。

次に「子どもの権利ってなに?」のお話。
みんなが考えた「生きていくために必要なもの」。ごはんがない。トイレがない。病気になっても病院にいけない。そうなったらどうなる?と問いかけると、子どもたちの「病気になる!」「死んじゃう!」という声。
「みんなが安心して生きるためにもっているものが『権利』です。その権利が誰かに奪われそうになった時には助けてもらえるんだよ」と説明をしました。

そして今日のメインプログラムの「なんでやねん!すごろく」です。「なんでやねんすごろく」は、大阪の子どもたちが、経験をもとにアイデアを出し合って作った「子どもの権利」を学ぶツールです。遊びながら「子どもの権利」を学びます。

すごろくの☆のマスに止まると「権利カード」が1枚もらえます。「子どもの権利条約」の条文が書かれています。条文には少し難しい言葉がありますが、子どもたちは一生懸命に読み上げます。カードを読み上げると「きらきらストーン」がもらえます。

すごろくの「なんでやねん」のマスに止まると、「なんでやねんカード」が1枚もらえます。そこには、日々の生活のなかで子どもたちが「なんでやねん!」と思った出来事が書かれています。そのカードを読み上げ、全員で「なんでやねーん!」。
子どもたちは「これはおかしいよ」「こういうこと、自分もあった」「そうそう」「あるある」といろいろな話を聞かせてくれました。

全員がゴール!
「きらきらストーンはみんなの『権利』です。誰にも取られたりしてはいけないもの。みんなが持っている『権利』をみんなで大事にしようね。」と講座を終えました。

【運営協力:一般社団法人子どもアドボカシーセンターMIE】

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