この本を手に取った理由は、題名の「かわいい」というワードに惹かれたからです。
筆者は、コミュニケーションが難しい感じている人に向けて、8つのシチュエーション「挨拶する」「依頼する」「お断りする」「返事する」「提案する」「注意する」「謝罪する」「気配りする」の、『感じがいい人』がどんな言葉を選んで話をしているのかを紹介しています。
例えば、
・協力してください→チカラを貸してください
・こういう理由で行けないのです→行けなくてすごく残念です
・了解です→もちろんです
・近いうちにやっておいてください→いつまでにやってくださいますか?
・お口に合うかわかりませんが→すごくおいしいのでみなさんで召し上がってください
最初が「大人」の言い方です。後者が「感じがいい人の『かわいい』」言い方です。
比べてみると、後者のほうが「感じよく」「かわいく」聞こえます。
少し言い方を変えるだけで、相手に伝わる印象が変わるなんてステキ!だと思いました。
ちなみに、著者は三重県出身です。なんだか親近感がわきました(笑)
当センターで貸出しています。ぜひ読んでみてください!