【報告】外部委員会を開催しました

第1回外部委員会

2024年度業務計画を説明し、施設利用、県民応援NPOプロジェクト、未来のシチズンシップ講座、多文化共生事業、政策対話事業などについて各外部委員の専門性から意見をいただいた。

日時:2024年7月11日(水)14:00~16:00 
場所:みえ県民交流センター 交流スペース
出席者:8名(外部委員4名 県担当者2名 指定管理者2名)

〈主な意見〉
・施設利用の評価指標を利用者数ではなく、利用者の満足度にしてはどうか。
・交流をしてはどうか。ヒントを得ることができ、学びあうことができる。
・起業したい人と起業した人の交流会やディスカッションの場をつくる。
・交流や多分野をつなぐことが新たな発想やヒントになり、新しいコミュニティをつくることができる。
・お金ではない団体の未来を見据えた支援をする必要がある。
・課題をゆっくりほぐしていくための伴走支援が必要である。
・まちづくりコーディネーターの育成とレコーディングスキルの習得
・団体や活動のつなぎかたとネットワークの活用
・県民が「協働の必要性」を認識して行動しようと思える事業の展開。課題は県民の意識の向上である。
・県全体として意識が高まる事業を担っていただきたい。
・立地条件をいかして企業利用を高め、企業が集う場をつくる。
・県センターのコンセプトは「NPOが誰かに出会う」。企業、自治体などのセクターとNPOをつなぐ、災害やこどもといった分野をつなぐ出会いの場をつくる。

第2回外部委員会

2023年度業務状況と利用者アンケート結果の説明をし、課題となっている、施設利用者数、県センターとして役割、中間支援組織としての機能、次世代の参加について主に意見を交わしアドバイスを得た。

日時:2025年2月18日(火)14:00~16:00
場所:みえ県民交流センター 交流スペース
参加者:9名(委員4名 県担当者2名 指定管理者3名)

〈主な意見〉
・県センターであるため事業を実施するにしても「モデル開発」のようなことを行ってはどうか。市町センターとの役割分担、戦略の共有などが重要ではないか。
・県センターのスタッフには各市町センターにアドバイスにきていただき、地域で一緒にできることを考える。
・市町のセンターや市町担当者と話すことができ、各市町の状況を知る機会があるとよい。現場の声をみんなで聴きあう場をつくる。
・中間支援組織がある地域はどのような政策展開をしているのか、中間支援組織がない地域はどのような政策を展開しているのかを知りたい。
・行政との協働やNPO同士がつながりをつくる必要がある。中間支援組織が何をしているのかについて知る機会をつくる。
・NPOが何をしているのかわからないのではないか。「社会に役に立っている」ことが見える場が少ないのだと思う。「知らせていくこと」が第1歩だと思う。「知らないし、興味もない」状況が変わるようなアプローチが必要だと思う。
・つなぎ役がいるかいないかで大きく違う。多くのNPOは各々の活動が精一杯で、つなぐためにエネルギーや人材を使うことができない。つなぎ役がいるかいないかは非常に大きい。その自覚があると中間支援組織になっていく。
・多様な主体、分野が県域でつながる機能重視になるとよい。職員は「つなぐ人」「コーディネーター」になるとよい。
・三重県としてはこの施設をどういう施設にしたいのか。「交流、つなぐ場にしたい」というビジョンを持っているのか、そうでないのかで動きが変わってくる。
・学校の先生やボランティア部などにアプローチする方法がある。先生方に興味をもっていただいて部活動の一環としてでも施設を使っていただく。
・目的をもっていろんな人が集って分野以外の団体や人とつながると違う形が見えてくるのではないか。そのような枠組みがあるといいと思う。
・各団体が自分のものとして使うセンターでなければならない。
・施設利用者に年間の数回、当センター事業に参加いただくしくみをつくる。施設利用の方が参加してその1回でどう変わるのか、1回参加した人をどのように導いていくのかというモデルを作ってほしい。

自治体、市民活動センター、NPO、県外中間支援組織を構成メンバーとした。それぞれの「NPO」「中間支援組織」に関するお考えや意見、改善提案をお聞きし、当センターで取り組むべきことを抽出できた。

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