【報告レポ】協創シンポジウム2022 「だれもが大切にされる社会、三重に…」

●企画概要
日時:2022年12月3日(土)13:30~16:30(180)
場所:みえ県民交流センター 
参加者:計32名(一般21名 ゲスト7名 スタッフ4名)

12月はNPO月間です。
県民応援NPOプロジェクト3団体による進捗状況と課題を共有する中間報告と、
事業を円滑にすすめている3団体による事業紹介、さらには6団体による
課題解決・改善のための意見交換の場をつくりました。

県民応援NPOプロジェクトの3団体は、活動をふりかえり、
今何が足りていて何が不足しているのか、自団体の強みは何なのか、
ミッションの確認、目指すべき姿をより具体化すること、など次に進むために
大切なことを共有しました。すでに事業化を進めている3団体からは、
NPOに今、今後、必要なことや、いかにつながってより社会的影響力のある取組に
強めていくか、について提示していただきました。
どうしても自団体の取組みだけを見て広い視野持ちにくくなってしまいがちなNPO。
いかに視野を広げ、誰とどうつながれば、今の課題が解決できるかを見出すことが
重要であることを共有しました。

意見交換のなかで出されたキーワード、キーセンテンスを少し紹介します。

・行政ができないこと、手を付けていないことをNPOは行う。先取が大切
・新しい価値を社会供給するのがNPO
・小さなニーズに対応する。声を上げる
・ミッションを明確にもつ
・あったらいいなというものをつくっていく
・疑問、どうして?なんで?が自分が社会に立ち向かっていく力になる
・一つの課題がいろいろなことに展開していく。それぞれにメリットがある
・学校、企業、保護者、教育委員会、NPO、それぞれ言語や価値観が違う。
 翻訳・通訳機能をもつ、インターフェイスがNPO
・お客さまは誰なのか、法人の運営基盤の強化、雇用した人の継続や、新しい雇用を考える
・制度にない地域ニーズにどう対応していくか、作戦を練る
・自分の強みを知る。変えていくことができるのか。やるかやらないか。本気度と覚悟の問題。
・ニーズは個別であり、比較をしない。自分だったらどうするかを考える
・柱の事業収益をどう考えていくのか、が重要である。


●第1部 県民応援NPOプロジェクト中間報告~事業の進捗と困りごと~

【発表団体】
 NPO法人いろ葉          代表理事 斎藤 眞寛さん
 NPO法人アートタウンプロジェクト 代表理事 谷口 仁美さん
 NPO法人心結舎           理事長  倉田 容子さん

【コメント】
 NPO法人どんぐりの会  理事長 池田芙美さん
 NPO法人a trio       理事長 山口友美さん
 NPO法人あいあい    理事長 湯浅しおりさん

【ファシリテーター】
みえ市民活動ボランティアセンター センター長 新海 洋子

●第2部 ステークホルダーダイアログ 「NPOの価値と魅力」

【テーマ】
活動紹介と社会に伝えたいこと

【スピーカー】
NPO法人どんぐりの会 理事長 池田芙美さん
NPO法人a trio    理事長 山口友美さん
NPO法人あいあい  理事長 湯浅しおりさん

●第3部 誰もが幸せに暮らせる三重であるために~NPOの役割と可能性

【スピーカー】
NPO法人どんぐりの会         理事長 池田芙美さん
NPO法人a trio           理事長 山口友美さん
NPO法人あいあい         理事長 湯浅しおりさん
NPO法人いろ葉          代表理事 斎藤 眞寛さん
NPO法人アートタウンプロジェクト 代表理事 谷口 仁美さん
NPO法人心結舎          理事長 倉田 容子さん

【コメンテーター】 
NPO法人みえNPOネットワークセンター代表理事 松井 真理子

■協創シンポジウム 参加者アンケートより抜粋
【参加されての気づきや学び】
・行政や企業、その他の団体が出来ない事をするのがNPOだと、改めて気付かされました。
・自分自身一人では何もできない事。人の言葉を聞くか?聞かないか?
・発信力、構成力
・「積み重ねが大事」「日々の一つ一つ」
・アンケートの答えが「戻らない」のは、「ムダ」との回答ととらえる観点で、目からウロコが落ちた
・この事業を今後も続けていってほしい。
・内向きになりすぎず外向きに目を向ける。
・NPOも企業とスタートUPから事業継続まで全く同じ
・行政・企業にInterfaceするのがNPOの役割

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