カラダがピリピリと痛くなるような酷暑の日々。
かなか外にでられませんよね。
そんな時には、この一冊。
「なるほど、なるほど」とうなってしまいます。
最近なんとなくうまくいかないなっと感じている方におススメです。
鬼速PDCA
著者:冨田和成
発行:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
「PDCAこそ最強のビジネススキルである」
目に飛び込んでくるセンテンス。
「PDCAってよく聞くけど難しくない?」
「なぜ必要なんだろう?」
「管理職だけが知っていればいいんでしょう?」
「事務職だから関係ないよね?」
この本はすべての人を対象にしています。個人、組織、事業規模関係なく、それぞれが「伸長」するために必要であり、一般的にPDCAはP(計画)→D(実行)→C(検証)→A(改善)と言われますが、この本ではAはADJUST(調整)と教えてくれます。
読めば読むほど関心が高まるPDCAですが、
もっとも気づかされたのは、いかに日々の仕事や暮らしのなかで「鬼速」にPDCAをまわすか(鬼のように回す)、です。(※具体的な方法や活用シートが掲載されています。)
「いかに具体的に計画をつくるか」
「ゴール達成のための計画をつくるか」
「ゴールに達成するための課題は何か」
「課題を解決するのはどんな計画をたて、行動をすればよいのか」
「その行動は課題解決につながったか」
「課題解決によりつなげるにはどうすればよいのか」
このように回していくのです。(※その先は著書をお読みください)
事業マネジメント、組織マネジメント、自分マネジメントにも楽しみながら使えます!
なぜこの本を紹介しようと思ったかというと、
失敗ばかりで何かをすることが怖くなり、
やりたいことがあってもあきらめるようになってしまったから、なんです。
「一歩踏み出したいけど踏み出せない。」
「ふとした時に昔の失敗ややり残したことが頭をよぎってしまう…。」
この本はそんな私にたくさんのヒントやノウハウを与えてくれました。
例えば、
「困っている人がいる」が目の前にいる。
「自分になにかできるかな?」と考える。
困っている人に何に困っていて、どうしたいのかを聞いてみる。
自分に何ができるのかを考える。
自分がしたことが相手にとってどうだったかを考える。
困りごとに解消したかを考える。
困りごとの解決につながっていなかったら別の方法を考える。行動する。
自分自身が強くなり、自信が持てるようになる。
組織が強くなり、取り組む事業の効果が高まっていく。
そんなPDCA力、身につけませんか。